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JRATを知っていますか?
南国中央病院 宮本 寛 医師
―災害で相互協力して支援
 大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)という組織があります。東日本大震災のときに、リハビリテーションに関係する諸団体がボランティアとして災害地に行ったことに始まります。それぞれの思いで参加しているため、統率が十分とれなかったことがありました。それを受けて、今後は相互に協力しあって支援活動をする目的で結成された団体です。
―リハビリテーションの視点で問題を解決
 避難所では、多くの人たちが悲嘆に打ちひしがれて、することもなく過ごしています。特に車中での避難生活を送っている人を中心に、脚を何時間も動かさずにじっとしていることで起こる下肢深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)という命にかかわる病気が発生したことは報道でご存じの方もいらっしゃると思います。
 ほかにも、高齢者や障害のある人は、避難所の床から起き上がることができない、つえなどがなくて歩けない、和式トイレ・手すりなしの簡易様式トイレが使えない、数日のうちに足腰が弱ってしまう、などといったさまざまな問題にリハビリテーション的視点で解決を図ることがJRATの活動です。
 南海トラフ地震が起こると、東京のJRAT本部統括の下、他の都道府県にあるJRATが来て、高知JRATと一緒になって活動することになります。
1995年3月 高知医科大学医学部医学科卒業 1995年4月 医療法人近森会 近森リハビリテーション病院 2009年4月 医療法人地塩会 南国中央病院