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ケミカルピーリングについて
高知記念病院 形成外科・皮膚科 野田 理香 医師 
―ケミカルピーリングとは?
野田 ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品を塗り、皮膚を剝がすことによって起こり得る現象や効果を利用して行う治療のことです。
―どのような病気や状態 に効果がありますか?
野田 「にきび」「小さいしみ」「小じわ」に効果があり、これは日本皮膚科学会が信頼された情報を基に、ケミカルピーリングが治療法の一つであると認めたものです。なお「そばかす」のような遺伝的な病気や、紫外線や女性ホルモンで悪化する「肝斑(かんぱん)」などに対しては、効果はありません。
―どのような作用機序ですか?
野田 「にきび」は、浅いピーリングによって毛穴を閉塞(へいそく)させている角質や皮脂などを排出、詰まった毛穴を開通させます。また膿(うみ)を持った炎症性にきびの場合にも、排膿(はいのう)を促す効果があります。
 「しみ」はピーリングにより表皮の生まれ変わりが促進され、表皮内のメラニン色素が浮き上がり、最後は古くなった角質と共に剝がれ落ちます。なお、疾患や薬品などの要因や、治療時の皮膚の状態や行う季節によって、効果の発現時期もさまざまです。
―ケミカルピーリングを行った後は どのようになりますか?
野田 ピーリング中は、ほとんどの場合ぴりぴりとした刺激感があります。また、ピーリング後は皮膚が赤くなったり、かさかさしたりしますが、たいていは2、3日で治ります。水ぶくれや浅い傷、小さいかさぶたなどがたまにできることもありますが、その場合は、担当の医師が適切な処置を指導いたします。
(ケミカルピーリングは自由診療となります 5,400円~8,640円)
※当院では予約制のため、来院前に一度お電話ください。
[略歴] 平成 7年 徳島大学医学部医学科卒業 平成19年 JA高知病院形成外科・皮膚科医長 平成28年 高知記念病院 形成外科・皮膚科