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理学療法士の役割
南国中央病院 リハビリテーション課 理学療法係 主任  金岡 寛起
 「理学療法士(Physical Therapist:PT)」は、基本的動作(寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作)の能力回復を目的にリハビリテーションを行う、いわば「運動、動作の専門家」です。運動学、解剖学、生理学的知識や最新の知見を基に患者さんの運動や動作を分析し、動作能力の低下が起こっている原因に対して科学的根拠に基づく治療(痛みの緩和、筋力、バランス、歩行、各動作トレーニングなど)、自宅での生活動作が安全に行えるための助言や住環境の提案などを行います。
 最近では、早い時期から適切なリハビリテーションを行うことにより、障害そのものの発生を予防する「予防的リハビリテーション」が大切であるといわれています。日常生活の中で体を動かす機会が少なくなると私たちの体には、手足の筋肉が衰える、関節が硬くなる、体力が落ちるなど、すぐに身体機能の低下が起こってしまい、寝たきりや要介護状態になってしまうことが少なくありません。理学療法士は、患者さんやご家族の価値観や希望を最大限考慮し、体の状態や日々の生活が少しでも良い方向に向かうよう、体を動かすきっかけづくりから一人一人に適した具体的な運動内容、生活環境のアドバイスをさせていただきます。
 どんなにささいなことでも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。