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セクシュアルマイノリティー(性的少数者)のリハビリテーション(全人間的復権)
南国中央病院 宮本寛 医師
 参議院常任委員会調査室・特別調査室の資料(立法と調査2017.11 No.394)によると、性的指向に関する差別禁止法が存在する国等は、16年8月現在で、76カ国と85地域に上ります。国連人権決議などにおいても、性的指向を理由とする差別は禁止されています。日本以外の先進7カ国(G7)の国々が同性婚またはそれに準ずる制度を認めています。2015年には超党派の国会議員有志による「LGBTに関する課題を考える議員連盟」も発足しています。
 しかし、あなたの職場や地域などの身の回りで、13人に1人はいるというLGBTを含むセクシュアルマイノリティーに関する理解や対策はありますか? そもそも、セクシュアルマイノリティーは存在さえしないと思われていることもあります。
 まずは、セクシュアルマイノリティーが人間として、一つの自然な姿であることを知り、多くの誤解や偏見がある、そんな社会で苦しみながら生きていることを知ることが重要です。そして、その人たちがあるがままに生きていくことができるように日常生活のさまざまな場面で、自分にできることをして世の中を変えていくことが必要です。このことに関して世界から後れをとっている日本が、早急に解決すべき課題の一つです。
1995年3月 高知医科大学医学部医学科卒業 1995年4月 医療法人近森会 近森リハビリテーション病院 2009年4月 医療法人地塩会 南国中央病院