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褥瘡(床擦れ)について
高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師
ー褥瘡(じょくそう)はどうしてできるのですか?
松本 褥瘡(床擦れ)は圧力が一定時間以上加わり皮膚と皮膚組織に血液が循環しなくなる(虚血)ことにより生じます。特に圧迫を受けやすい骨突出部位に好発します。また、摩擦、擦れ、湿潤環境、局所血流の低下、低栄養、浮腫、貧血なども原因になり得ます。

ー褥瘡ができた場合はどうしたらいいですか?
松本 傷ができている場合は適切な傷の治療が必要です。傷口の深さ、傷の状態、感染を起こしていないかなどを診る必要があるため早期に病院を受診することをお勧めします。浅い傷でも放置していると感染を起こしたり、深い傷になることがあります。

ー褥瘡の予防方法はありますか?
松本 まずは除圧が大切です。適切な姿勢保持、体位変換が重要です。また、スキンケア、栄養管理も必要になります。これは予防だけでなく治療の上でも重要です。
 褥瘡はまず予防が大切です。傷になった場合でも、早期の段階で適切な治療、予防方法を行えば悪化せず改善します。自己流の処置や予防法で様子を見るのではなく、一度病院を受診されることをお勧めします。


平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科