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インスリンについて
高知記念病院分院 青柳クリニック 糖尿病内科・内科 高田浩史院長
ーインスリンとは?
インスリンは血糖値を下げることのできる唯一のホルモンで、膵臓(すいぞう)で作られます。インスリンの作用によって血糖(ブドウ糖)が各臓器でエネルギー源として利用、もしくは貯蔵され血糖値が低下します。何らかの理由で、作られるインスリン量が減ったり、インスリンの効果が弱くなると血糖値が上昇します。インスリンを作る力は遺伝的要素と環境的要素(食事、運動、肥満など)の影響を受け、人によって違います。そのため太って暴飲暴食をしていても糖尿病にならない人もいれば、痩せて厳格な食事、運動療法をしていてもインスリン治療が必要な人もいます。
ーインスリンは怖い薬?
インスリン治療とは体内で作るインスリン量が足りない場合に、外から不足分を補う治療です。適切に治療を行っていれば怖い治療法ではありません。
ーインスリンを始めたらやめられない?
暴飲暴食、血糖が上昇する薬剤の使用などで一過性に血糖値が上昇し、インスリン治療をしている場合には、原因を改善するとインスリン治療を中止できる可能性はあります。
ーインスリン治療の実際
現在、多くの人が行っているインスリン治療は、ペン型の使い捨てインスリン製剤の皮下注射です。それ以外にもインスリンポンプ療法もあります。インスリン製剤や注射器、注射針とも年々進化されており、インスリン治療による患者さんの負担はより少なくなってきています。
平成14年 久留米大学医学部卒業 平成14年 高知医科大学第二内科(現 高知大学医学部内分泌代謝・腎臓内科) 平成15年 高知県立中央病院 平成25年 東京女子医科大学 糖尿病センター 平成26年 高知大学医学部内分泌代謝・腎臓内科