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虫刺症について
高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師
 春から夏にかけていろいろな虫が出てきます。虫刺症とは蚊、ブユ、アブ、ハチ、ダニ、アリなどの虫から刺されて生じる皮膚炎のことをいいます。今からの季節では、蚊による皮膚炎が日常的に多く見られるようになります。蚊に刺されるとぷくっと膨らんだり、赤く腫れたり、また、水膨れができることもあります。早い段階での塗り薬の治療で、悪化せずに速やかに治ります。かゆみが強い場合や、悪化しているときは内服治療を併せて行います。
たかが蚊や虫に刺されたぐらいだからと、放っておくとかき傷から細菌が入り、感染を引き起こすこともあります。そうなると抗生剤の内服が必要になり、皮疹が治るのにも時間がかかります。また、悪化した状態が長引くと治った痕(色素沈着)が残り、色が引きにくくなります。
これからの季節は虫に刺される機会が多くなります。まずは刺されないように虫よけ対策をすることが大切ですが、刺された場合は塗り薬による治療が大事です。虫刺されぐらいでと思わずに、気軽にご相談ください。
平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科